大佐です。子供の頃は、良くプラモを作りました。あれから30年・・・いわゆる
出戻りモデラーってやつでして、出戻りプラモ歴2年です。
子供の頃、ホビージャパンの作例を指をくわえて見ていました。すごいなぁ。
こんなの作れる人って神様だよなぁ。なんて感じ。プラモ作りの道具といえば
カッターナイフと接着剤だけ・・。
あれから30年・・財布にも余裕が出来、指先も子供の頃と比べると大分器用に
なりました。プラモ作りのマテリアルは、格段の進化を遂げ、出来のいいキット
が、世の中には沢山あふれています。今こそあの日の夢を叶えようでは、あり
ませんか!
長くなりましたが、ここでは、大佐流「時間のない大人のためのモデリング法」
を紹介していきます。手早く形にする!が、基本理念です。これからプラモデル
を始める方への道しるべになれば、幸いであります。
基本工作1 「ゲート処理、継ぎ目消し」
(「用意する物)
・ニッパー(プラモデル専用の物600円~)
・アロンアルファ(ゲル状400円)
・デザインナイフ(オルファ製500円前後)
・紙やすり(50円~)

あえて、商品名を書きました。いろいろ試してみた結果です。大人ですので、
工具は、小遣いの許す範囲で、最も高い物を選びましょう。いい物は、一生
使えます。安い物を買っても結局損します。←泣くなよ・・ヲイ・・^^;

左が、プラモ専用ニッパー。左が、普通のニッパーの切り口。プラモ用は、
レ型に、普通のニッパーは、V型にカットされます。プラモ用ニッパーは、
左側の切り口が、真っ直ぐに裁断されるよう出来ています。パーツが左の
真っ直ぐな面、ランナーが右のナナメ側になるようにカットします。

パーツに、ゲートが少し残るように、カットします。

こんな感じ。

残った部分をナイフでカットします。デザインナイフは、するどい切れ味です
ので、注意しましょう。大佐は、指を2cm切りました。(骨が、見えたり・・。)
カットした面は、紙やすりで整えます。紙やすりは、番号が大きくなる程、目が
細かくなり、綺麗な仕上げが出来ます。大佐は、180番しか使わない(ヲイ)

プラ形成時に出来る凸のラインは、ナイフの刃をたてて削り取る。ラインが
消えたら、紙やすりで面を整えます。

部品の接着は、可動部に接着剤が付かないように注意しながらアロンアルファ
を大量に塗布します。

パーツを合わせます。接合ラインにアロンアルファが、はみだしていない所や
ゲート処理の失敗で、へこんでいるところなんかに、再度アロンアルファを塗布
します。アロンアルファを隙間や穴の充填材として使用する訳です。

必要ない穴やモールドなんかにも、アロンアルファをパテがわりに、埋めてしまい
ます。

完全に乾いたら、紙やすりで面を整えます。

大佐は、ズボラなので、砥石を付けたリューターでやっちゃいます。

リューターは、家庭用コンセント式のハイパワーの物を選びましょう。
(4000円~)乾電池式の物は、全く使えません。大佐のは、ボディ
が、プラなので、速攻壊れました。(使えますが・・。)出来れば、
オール金属の高いモデルを選びましょう。

こんな感じになりました。
今回は、基本中の基本を紹介しました。実際面倒な作業ですが、最終的な
作品の出来具合は、この作業の熟練度によって大きく左右されます。また
後に紹介する技術は、全てこの作業あってのものですので、精進されたし。
ではでは^^