今日は、将校の軍衣に付ける胴締(実物)を紹介します。この胴締は、少尉の記章を
佐一商店にて、購入した際に、虫食ってるから・・とオマケで、お譲りいただいたもの
です。佐一さん貴重な物なのに、どうもありがとうございました。

ご覧のように、虫食いがありますが、締めると丁度隠れる位置ですので、無問題です。

ベルトの金具です。ベルト自体は、実物軍衣と同じ生地で出来ています。ですので、
手持ちの中田レプリカの軍衣の生地とは、全く違う訳です。(中田さん!もちっと
いい生地使いましょうよ^^;)

裏側。縫製の按配が見てとれると思います。真ん中には、皮が付いています。本当に
皇軍は、皮が好きだよね。

末端の部分です。ハトメは、7つあって茶色に塗装してあります。

裏側。使い込まれているせいか、ハトメが裏まで届いておりません。

虫食いの部分から、中身のキャンバス地がみえます。写真にはありませんが、キャンバス地の下には、
ボール紙もついておりました。ですので、構造は、上から
布地→キャンバス地→ボール紙→布地
という形になります。ちなみに、Friedrichさん所有のものは、中の素材が、麻で出来ておりました。
こんな感じであります。参考になったかな?
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資料の方ありがとうございます!!
やはり、自分が持っている物は末期の品ですねww
このようにキャンバスだと作りやすいです^^
裁縫は大丈夫として、あとは生地とバックルですね!
土日に行けたら服地屋さんに行ってきます♪
ただこんだけ厚い物を縫うのは、普通のミシンでは、大変そうですよ。ジーンズ4・5枚分の厚みですから。工業用ミシンじゃないとキツそうです。ジャノメ、ブラザーあたりの家庭用ミシンでは、このような厚い生地を縫うと確実に壊れます。もしどうしてもというのならば、15分使用するごとに、ミシンを休憩させて下さい。でないとモーターが逝かれるか、ベルトが壊れます。ミシンは、高いので、壊れたら元取れません。
ぬかりは無いです!
我がK.K.MFG.CO.社の職業用ミシンが
帆布だろうと本革だろうと一瞬で縫い上げますww
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